太宰府天満宮アートプログラム vol.5
高松次郎|鷹野隆大「“写真の写真”と写真」
- Date
- 2009年2月15日 - 2009年3月15日
- Artist
- 高松次郎 Jiro Takamatsu 鷹野隆大 Ryudai Takano
- category
- 写真太宰府天満宮アートプログラム現代アート
高松次郎唯一の写真作品「写真の写真」と、それらへのオマージュの意味も込めて鷹野隆大が太宰府天満宮本殿・境内に高松次郎作品を設置し撮影した写真で本展は構成されました。違う時代を生きながらも、「写真とは何か」という問いに真摯に向き合う二人の作品を同時に展示することで、写真について再考を促す展覧会となりました。
©Ryudai Takano
高松次郎 Jiro Takamatsu
1936年東京都生まれ。第10回読売アンデパンダン展(東京都美術館、1958)に初出展後、1963年に赤瀬川原平、中西夏之とハイ・レッド・センターを結成する。ヴェネツィア・ビエンナーレ(1968)、ドクメンタ(1977)他、国際展にも多数参加する。1998年に逝去。その後も「高松次郎:コレクションin Hiroshima-点、線、不在のかたち」(広島市現代美術館、2009)他、多数の展覧会が企画されている。
©Ryudai Takano
鷹野隆大 Ryudai Takano
1963年福井市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。写真集『IN MY ROOM』(蒼穹舎、2005)にて第31回木村伊兵衛写真賞受賞。「日常の変貌」(群馬県立近代美術館、2004)、「公開制作46 記録と記憶とあと何か」(府中市美術館、2009)など多数の個展やグループ展を国内外で開催している。性のあり方を問い直す作品の他、日本の都市空間を日々記録し続けている。