応天の門展

Date
2018年12月08日 - 2019年4月14日
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宝物殿では、菅原道真公を主人公として描くコミック『応天の門』展を開催しました。この『応天の門』は、気鋭の灰原薬氏により、平成25年から新潮社『月刊コミックバンチ』にて連載中の人気作品で、平成29年には第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞を受賞、単行本では節目の10巻目が本展開幕と同時に刊行されました。

若き天才と謳われた菅原道真公と京随一の歌人在原業平という二人が平安の世に京の都で起こる怪事件を次々と解決するという歴史クライム・サスペンスの本作は、秀麗な筆致と丁寧な時代考証に裏付けされたストーリー展開により、幅広い年齢層に絶大な支持を得ています。

本展では、『応天の門』の初公開を含む貴重な原画、関連イラストや映像の他、灰原氏が昨年の神幸式大祭の取材を経て、当宮のために描き下ろした新作が一堂に並びました。

また、同会期にて宝物殿第1、第2展示室では、太宰府天満宮に代々伝わる道真公ゆかりの品々をはじめ、『応天の門』に関連する貴重な歴史的資料もご紹介しました。