【中止】8月8日(火)・9日(水)イベント告知《第一弾》ワークショップ開催

この度、台風6号の接近のため、大変残念ながら8月8日、9日のすべてのイベントを中止することにいたしました。楽しみにしてくださった皆様、申し訳ありません。別日程で開催する際は、改めてご案内いたします。

三田真一展「in-Spire-Breath of life-呼吸」関連企画
「夏の呼吸2DAYS―ワークショップとトークショーと夜を奏でる宝物殿」

DAY1:8月8日(火)
昼の部:工芸ワークショップ
体験その1
八木隆裕先生(開化堂)とプレートづくり 参加費3000円(要申込み*)
1回目13時~14時20分 5名(A)この回は満席になりました
2回目14時40分~16時 5名(B)この回は満席になりました

体験その2
辻徹先生(金網つじ)と豆腐すくいづくり 参加費4000円(要申込み*)
1回目13時~14時20分 4名(C)
2回目14時40分~16時 4名(D)

体験その3
上月建太朗先生と革オーナメントづくり 参加費1000円(申込み不要)
13時~16時 1回につき、30分~40分程度

DAY2:8月9日(水)
朝の部:工芸ワークショップ
体験その1
八木隆裕先生(開化堂)とプレートづくり 参加費3000円(要申込み*)
1回目10時~11時20分 5名(E)
2回目11時40分~13時 5名(F)この回は満席になりました

体験その2
辻徹先生(金網つじ)と豆腐すくいづくり 参加費4000円(要申込み*)
1回目10時~11時20分 4名(G)
2回目11時40分~13時 4名(H)

体験その3
上月建太朗先生と革オーナメントづくり 参加費1000円(申込み不要)
10時~13時 1回につき、30分~40分程度

《会場》
太宰府天満宮宝物殿 B1講座室(宝物殿正面玄関向かって右端に地下に下る外階段があります)
〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1

《参加対象》
お子様から大人までご参加いただけます(変更になりました8月4日)
小学校低学年以下のお子様には、付き添いの方のお手伝いをお願いいたします

《申込みはこちらから》※台風6号接近のため、中止になりました
体験その1と体験その2は定員になり次第、締め切ります
体験その3の上月先生のワークショップは随時参加できますので、申込みは不要です
参加費のお支払いは、当日現金にて承ります

 

八木隆裕先生(開化堂)とプレートづくり

辻徹先生(金網つじ)と豆腐すくいづくり

上月建太朗先生と革オーナメントづくり

講師プロフィール
八木隆裕(やぎ・たかひろ)
開化堂六代目当主。1974年生まれ。1997年、京都産業大学外国語学部英米語学科卒業。2000年、開化堂入社。創業当時よりつくり続けてきた茶筒の技術習得に励む傍ら、BtoBからBtoCへと客層を変化させ、国内のみならず海外市場にも積極的に進出。ロンドンを皮切りに、ヨーロッパ、北米、台湾を始めとしたアジアにも力を入れている。また、世界のお茶関係を中心に、デザイン関係やインテリア関係にも展開し、顧客には世界のセレブリティも多数抱えている。2012年より、京都の伝統工芸を担う同世代の若手後継者によるプロジェクト「GO ON」を結成し、国内外で伝統工芸を広める活動を行なう。2014年には、開化堂の茶筒がロンドンのヴィクトリア&アルバートミュージアムのパーマネントコレクション (永久展示品)に選出され、2015年にもパリ装飾美術館、デザインミュージアムデンマーク等のパーマネントコレクションに選出された。2018年、京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員に就任。著書に『共感と商い』(祥伝社)がある。1871年文明開化の頃、イギリス、コーンウォールの錫鉱山より産出された錫を使い、作られたブリキが日本に輸入され、缶詰が伝えられた。それまで日本の茶筒は錫を打ち抜いてつくられていたが、開化堂の創業者はこのブリキ板を用い、塗装せず地肌を活かした茶筒(生地物)の製法を開発。独自の 製法が現在へと連綿と伝えられている。

辻徹(つじ・とおる)
金網つじ二代目。1981年生まれ。高校卒業後、アパレルに3年間従事する。その後、ジャマイカに行き、帰国後の2003年に家業に従事し今に至る。京都の伝統工芸「京金網」を継ぎ、大手メーカーや国内外のブランド・クリエイターとのコラボレーションのほか、高台寺の直営店やオンラインショップにも積極的に取り組む。職人と経営者の両輪で、未来に残る伝統工芸の姿を体現している。「脇役の品格」という創作理念の下、時代を超えて職人が受け継いできた技術を守りながら、新しいものづくりに挑戦している。2017年ミラノ・サローネでGO ON×Panasonic DesignのElectronics Meets Craftsが『Milano Design Award』を受賞。2018年ルイヴィトン×GO ONのスペシャルお茶セットを「TIME CAPSULE」展にて発表。2019年大阪で開催されたG20のファーストレディのお土産に使われる。起源が平安時代にまでさかのぼるといわれる京金網は、京都の美意識から生まれた伝統工芸品である。京金網に使用する道具は、釘を打ちつけた台だけ。その釘に合わせて針金を編んでゆく。何度でも針金をねじることかができ、枠の中で好みの編み目を出せるのが手編みの持ち味であり、張り替えがきくのも大きな長所。手作業で美しい六角形を針金で組む。金網つじの代表的な、菊の文様が施された技法『菊だし』は、中心から放射線状に広がる針金を、六角形=亀甲に編み込んでいく。この美しい編み込みの影の美しさに金網つじの美意識 “脇役の美学”がある。

上月建太朗(こうづき・けんたろう)
革計画創造家。1979年、京都市生まれ。大学卒業と同時に革計画創造家として革製品のフルオーダー品製作のプロとして活動開始。個人のお客様を中心に口コミで広がっていく。2006年革細工材料店レザーアート今川にて革教室講師を始める。2011年、伊勢神宮式年遷宮の宝物製作をきっかけに、松下装束店依頼の社寺仏閣等の革小物の復元及び修復担当を始める。様々な建築内装等の施工にも携わるようになる。また、UNDERCOVERパリコレクションに技術提供をしたりと活動の幅が広がっていく。2015年、ミラノサローネ出品用の開化堂製品への技術提供がきっかけになり、開化堂への革製品の提供を始める。革の手縫製の技術者として、デザイナー、企業、メーカー、伝統工芸系工房、社寺仏閣建築内装等、多 くの分野にわたり技術的なサポートをしながら、時代装束革小物の復元品製作から、デザイナー製品の製作まで手仕事によるフルオーダー品の製作を中心に行い、他社で断られたような困難な作業を得意とする。現在は、京都市立芸術大学の講師も務め、国内トップクラスの技術を持つ革職人として広く知られる。

 

《問い合わせ先》
太宰府天満宮文化研究所
メール:keidaiart25@gmail.com
電話:092-922-8551(9時~17時)